インフラ点検の目視要件が緩和されます

国土交通省はインフラの法定点検の目視要件を緩めるとのことです。

今までは目視とチョーキングや打音検査が必要な場合も多くありましたが次第に緩和され、今までは作業される方が現場でチェックすることを基本としていましたが新しい技術で代替できることを明確化して、代替基準などのルールを整えるとのことです。これはドローンなどの新技術の普及を促すとともに合理化を進めていく考えだと思われます。

現在日本全体で橋梁だけでも約70万程あるといわれています今までの人による確認ではとてもまかないきれません。

ドローンももちろん万能ではありませんし、橋梁の下などはGPSが受信出来ないためオペレーターの技術に頼ることになります。ただ、現在でも数は少ないですが機体の上にカメラを搭載出来る物もありますしカメラもかなり高解像度の物や180倍ズームのカメラも出てきています。たぶんもう少しするとGPSが受信出来なくても自立飛行出来る機体も出て来ると思われます。

弊社でも産業用ドローンのmatrice210を所有しており、上部にカメラを搭載することが出来、橋梁の裏側の撮影も可能です。DJI社のZ30(180倍ズームのカメラ)を搭載すれば近づけない場合でも目視による確認が可能です。